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借金している金額、会社、借りている期間などを事前に確認しておく。
自分で現状を認識しておくという意味もありますが、弁護士や司法書士などの専門家に相談する時に、このことをまとめておくと話しが進めやすいですね。できれば、簡単な表を作っていくといいですね。特に内緒で手続きを進めるなら、話しが早くまとまればまとまるほど、金融会社からの督促や催促を止めることができます。いろいろなメリットがあります
まず弁護士さんに相談する前に確認しておきたい情報はこれ
まずは自分の借金の状況を確認して整理しておくのがベストだね。特に知りたい情報は、金融会社、借入れ金、借金残高、年利、借入れ日、最終返済日、取引年数。表にするとこんな感じ。
金融会社 | 借入れ金 | 借金残高 | 年利 | 借入れ日 | 返済日 | 取引年数 |
---|---|---|---|---|---|---|
ア○ム | 100万 | 86万 | 21% | 平成20年5月2日 | 平成24年10月4日 | 4年 |
これがわからないと借金をどのように整理していくかの戦略が立てたられないんだよ。逆にここがしっかりとわかって入れば、すぐにどの方向で借金を整理していくか決まるよ。
でも弁護士や司法書士にお願いすると、直接金融会社に取引履歴を出すように言えるんじゃないですか?
確かにそのとおり。でも、自分で確認することは、金融会社がウソを付かないようにしっかりと確認するという役割もあるんだ。
ウソを付いたりするんですか?
全ての金融会社じゃないけど、特に古い履歴については、「もう処分してしまってなくなった。」「データ上残っていない」などといって、ごまかしてくるところがあるんだ。そんな時に「いつから借りているからしっかり確認できていれば、いついつからの取引履歴を出してください」と戦う材料になるし、それが交渉を優位に運ぶことの材料になる場合があるんだ。だから、自分で用意しておくのがいいね。
重要なポイント!返済が終わった金融会社の情報も記入する!
後もう一つのポイントは以前に借りていて返済が終わっている金融会社の情報も忘れずに書くということです。
なんで返済が終わっているところも書くんですか?
もしかしたら、借金を払いすぎているかもしれないかね。払い過ぎている場合は逆に返すように請求することもできるんだよ。
借金が返ってくるんですか??それはありがたいです。
後、全ての借金を書くということです。銀行は書かなくてもいいかな?○○○会社は少ないしいいかな?というのはなし。すべての借入れの情報を書くことがポイントです。そうじゃないと、間違った整理方法となってしまって、結局頼む前とほとんど借金が変わらなかった。もしどうしても、、、という事情がある場合は、専門家にしっかり相談すれば、その後あなた事情を考慮して対応してくれます。
補足
後、質問事項をメモしておくのもいいよ。やっぱり専門家を前すると緊張などで質問が飛んでしまったり、聞きたいと思っていたことが聞けなかったり、他の話しになってしまって聞けなかった。。。という人もいてるからね。特に秘密にしてほしいということはしっかり伝えた方がいいよ。これも借金整理の方針決定の重要な要素だからね。
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34歳の元弁護士ライター。大手法律事務所に10年、勤務していました。主に任意整理と自己破産の案件を担当していました。現在は法律の知識を生かして、WEBメディアの執筆、法律系の動画コンテンツの脚本執筆を行っています。