4ヶ条 相談はメモを取る

弁護士の話はしっかりメモを取ながら聞きましょう。録音もおすすめ。

ゆうとさん
その意味の通り忘れないようにメモを取ることも大切なんですが、普通に話を聞いている姿よりも、メモを取って聞く姿勢の方が「真剣に借金のことを整理しようと考えているんだな。」と弁護士に思ってもらえるメリットもあります。特に誰かに内緒で整理ということは、普段よりも交渉などがやりにくいところがありますので、できる限り印象を良くしていくことがポイントです。

これで弁護士も集中して話を聞いてくれる!?必殺録音!

後、一番おすすめな方法は、弁護士や司法書士とのやり取りを録音しておくことです。

これには二つの意味があって、1つは弁護士や司法書士が言ったことをしっかりと把握するためです。

例えば、戸籍や住民票はなど、自分で準備しないいけないものがでてきます。忘れてしまうと、その分手続きや交渉が遅れてまったりすることもあるので、録音しておけば後で聞き返せるので失敗することはありません。

もう一つは、弁護士や司法書士に「しっかり話をしなければいけない」というプレッシャーを与えることです。どちらかといえば、こちらのほうが重要です。

音声を録音することで、自分の発言に責任を持ってもらうことができます。多くの弁護士は自分の発言に責任を持っていることが多いですが、中には仕事に対しての責任感が低く、自分の都合のいいことしか考えていない弁護士もいます。

もし、そのような弁護士だった場合には、証拠として残しておけるので何かあった時でも安心です。

街の無料相談には必須?

特に効果を発揮するのが、役所が開催している街の法律無料相談所です。みんながみんなという訳ではないですが、無料なので中途半端な回答をしたり、よく検討もしないで、このようにしたほうがいいなどと回答されることもあるようです。

そんな時に相談の前に一言「何度も聞きなおしたいので、録音させてもらっていいですか?」と聞いてみましょう。相手方の発言の質が変わること間違いないです。

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34歳の元弁護士ライター。大手法律事務所に10年、勤務していました。主に任意整理と自己破産の案件を担当していました。現在は法律の知識を生かして、WEBメディアの執筆、法律系の動画コンテンツの脚本執筆を行っています。